2023年9月8日 台風13号による災害支援報告書（9月26日報告書）
【333-C地区 地区災害支援委員長 L目谷 元輝】
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【台風13号について】
台風13号は8日午前6時時点で、潮岬の東南東約150キロを時速15キロで北に進み。中心気圧は996ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。気象庁によると、台風は8日午後6時には静岡県御前崎市付近に上陸し、その後は熱帯低気圧に変わって、9日午前6時には宇都宮市付近に達し、太平洋に抜けるコースをとった。
今回千葉県の影響は豪雨によるもので、関東や東北の太平洋側を中心に降った記録的な大雨となり、特に千葉県、茨城県、福島県の太平洋沿岸に線状降水帯が相次ぎ発生した。
24時間に降った雨量の最大値は千葉県茂原市で392ミリ、茨城県日立市で282.5ミリ、千葉県横芝光町で274.5ミリと、いずれも平年の9月1か月分を超え、統計を取り始めてから最も多くなったと報告された。
福島県いわき市の勿来山田でも194ミリと平年の9月、1か月分に匹敵する大雨となった。
千葉県においては、令和5年台風13号に伴う災害に係わる「災害救助法」を適用した。
■千葉県内被害状況（県防災危機管理部発表）
死者数 0名
軽傷者 5名
住宅被害
全壊 1棟
一部損壊 38棟
床上浸水 1180棟
床下浸水 1331棟
道路・がけ崩れ等
国道及び市道 29ヶ所通行止め
小湊鉄道・いすみ鉄道運転見合わせ
いすみ鉄道、道床の流出被害発生
崖崩れ 8ヶ所
【333-C地区の対応】
地区ガバナーL北野淳子は、いち早く9月9日、緊急災害対策本部設置を宣言し、被害状況の掌握のため、各ゾーン・チェアパーソンへ被害調査報告を求めた。
9月11日（月）千葉県災害ボランティアセンター会議にL目谷元輝委員長が出席し、県のボランティアセンターとの調整を図った。同日、「地区緊急災害支援センター及び地区災害復興サポート委員会会議」を開催した。会議では、被害状況の報告などから、予算800,000円を設定し支援する事を決定。特に被害の大きい茂原市に対して支援する事を決議した。
9月12日（火）茂原市ボランティセンターが必要とする、一般ボランティア送迎用ワゴン車や物資等を早急に対応、地元である茂原中央ライオンズ会長L千賀喜通による手配協力を得て対応した。
9月13日（水）茂原市では、13日（水）からボランティアセンター受付開始した。初日ボランティアに集まった方74名、多い日となった16日（土）は、158名 計635名の送迎用ワゴン車が役立った。
■茂原市ボランティアセンターへの支援（9月12日手配）
・タープテント(風が抜ける・風に強いもの2m×2m程度)5組
・一輪車5台
・手かき(畳み用)10個
・コードリール5個
・飲料(アクエリアス・ポカリスエットなど)24本×30ケース
・塩分チャージタブレット60袋
・イボ付き軍手200組
等々、物資支援をおこなった。
添付写真参照（茂原中央ライオンズクラブ報告）
今回の支援にて使用した費用は予算800,000円（ワゴン車レンタル代5台分含む）に対し、合計232,124円となった。ワゴン車5台分の費用については、千葉県共同募金から拠出されることとなり、車両手配のみとなった。
■ボランティアセンター対応状況（9月13日（水）～25日（月））
茂原市 9月13日（水）から、9月25日（月）計635名 活動件数140件
大網白里市 同日 計39名 活動件数13件
長南町 9月11日（月）～9月21日（木） 計188名 活動件数71件 ※22日閉所
特に、茂原市ボランティアセンターへの送迎用ワゴン車支援では、ボランティアの方々（約600名）の手助けとなり喜ばれた。
本部長L北野淳子は、9月25日（月）を以って333-C地区 地区緊急災害対策本部を解散した。
以上をもって、台風13号災害支援報告と致します。
茂原中央ライオンズ災害支援報告
